サッカーW杯ロシア大会で一番注目されたVAR 19:45

今大会のロシアW杯ではオウンゴールの数は64試合中13本あったらしい(笑)


さて、2018年6月18日(月)に行われたグループステージF組初戦の韓国vsスウェーデン戦で、韓国は枠内シュート0本というワールドカップ珍記録を打ち立てている。
これはW杯では52年ぶりに枠内シュート0本のチームとなったようだ。


ちなみに今大会のロシアW杯では0対0のスコアレスの試合が大会13日目の2018年6月26日(火)に行われたグループステージ最終戦のC組、デンマーク0-0フランスの1試合だけであった。
今大会はそれだけ勝敗が着く好ゲームが多かった試合となっている。


まあ、これもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の影響だろうね…。
ちなみにこのデンマークvsフランスの試合は既に両チーム決勝Tに進出を決めている状態での消化試合となっているので、無気力な試合内容が批判された試合となっている…(苦笑)


さて、今大会のロシアW杯から導入されたこのVAR。
VARはPA内でファウルが見逃されたシーンや一発レッド等の反則行為があったかどうかを詳細に調べ、VAO(ビデオ・アシスタント・オペレーター)から主審に助言を与える事が出来るシステムである。
ピッチ上には58台のカメラが、何が試合中に起こったかを全てリアルタイムで見ている。
今大会ではこのビデオ判定がとても良く機能していて64試合中、17件の誤った判断を正しいものに導いた。
ちなみに今大会ではラフプレーによるレッドカードが1枚も出ていない。
※コロンビアvs日本の試合でコロンビアの選手に一発レッドになったやつは直接ゴールに結び付くボールを手で止めたハンドによるもの。 身体を怪我させるようなラフプレーでは無い。


今大会はこのVARが機能したと言う事は、今後は重要性が高いW杯は勿論の事、W杯予選や各大陸の大会、そしてクラブチームによるリーグ戦やカップ戦等は全てVARが間違いなく導入される事であろう。


まあ、逆に言えば何故今までビデオ判定が導入出来なかったとも思うが…(苦笑)
それにしても過去の大会での間違った判定がどの位あることやら…。


自分が知っているだけでも数え切れないな…(苦笑)
特にアジアサッカーは偏った審判がかなり多いから一刻も早いVARの導入が望ましい。
VARの判定中による時間や試合の流れも今大会のロシアW杯では特に目立った問題もなかったしね。