活躍しまくった事業用車両

ここでこの車両の沿革(スペック)を紹介したい。
この車両は昭和2年に誕生して正式名称は救援制御電動自動車。 車両名称とナンバーはクモエ21001号。
長さは17mで幅2.87m、高さ4.13mで重さは44.7t。
直流は1,500Vで最高速度95km/h。
昭和61年4月の引退までの走行距離は3,468,548kmとなっている。

車両の歴史は昭和2年にデハ73200の一員として誕生。
その後、モハ30形式→モハ11形式→クモハ11形式を経て、昭和42年に救援車化。
ちなみにモハ30形は国鉄初の半鋼製電車でもある。
そして昭和61年に廃車。 その後、小山電車区に留置され、この公園に保存された。 この公園に設置されて約25年間現在の場所に居るとか。

太陽光の反射でナンバーが見づらいな。

側面は救援機材を出し入れする搬入出用の大きな引き戸がある。 事業用車両特有のドアだ。