JR宇都宮駅東口通路

まずLRTとはLight Rail Transitの略で、これは低床式の車両(LRV)の活用や軌道、電停の改良による乗降の容易性や定時性と速達性、そして快適性等の面で優れた特徴を有するのが次世代の軌道系交通システムである。
このLRTは近年、道路交通を補完し、人と環境に優しい公共交通として欧州では再評価されている。
都市内での車による通勤ラッシュ時の慢性的な渋滞で排気ガスによって環境問題になっている自動車交通がLRTに転換されることにより道路交通が円滑化される。 また、低床式車両や電停のバリアフリー化で乗降時の段差も解消され誰もが利用しやすくなっているのがLRT交通機関である。
さて、そんなLRT、次世代型路面電車国交省からの許可次第で早ければ年内にも測量や私有地買収等の作業に入り、来年には路面電車の路線工事が始まり2019年にも宇都宮市から芳賀町までを開通することになるようだ。
そして今回そのLRT、次世代型路面電車の予定路線になるであろう沿線と停留所予定地を単独で探索して来た内容をお送りする。
今回はちょっと長いので何回かに分けてゆっくり更新していきたいと思う。
画像はJR宇都宮駅東口通路から見た宇都宮駅の留置線である。

丁度この日は那須烏山市内で山あげ祭が行われていて、その山あげ祭号に使われた車両の485系やまどりが休んでいた。