姿川、築堤の下を走る自転車道

この探索は、2015年9月に起きた関東・東北豪雨で宇都宮市を流れる田川と東武宇都宮線の橋が流された被災地を再々訪して来た内容で当日の行動の続きとなる。


さて、栃木県内には自分が知る限りでは川の中を走るサイクリングロードが2つ存在しているのを確認している。 一つは宇都宮市を流れる鬼怒川で、もう一つは下野市を流れる姿川である。
ちなみに川の中を走るサイクリングロードとは、その名の通り川の中(水の中)を走る道のことではないぞ(笑)
通常、サイクリングロードは築堤(土手)の上に造られる道であるけれど、この川の中とは築堤(土手)の下に造られた道のことである。
今回は栃木県下野市を流れる姿川の栃木県道65号線、弥五郎次橋から栃木県道71号線の関沢橋までの約1.5キロの区間に存在する川の中を走るサイクリングロードを探索して来たのである。
姿川第二避溢橋梁からチャリで約10分のところにある姿川に掛かる橋、弥五郎次橋に到着した。 ワゴン車が駐車してあるところまでは地上とまだ変わらない。

ワゴン車の隣を走り抜けるとサイクリングロードが川へ下っているのが分かるだろうか? ここから探索開始だ。

左側の築堤(土手)が高いのが分かると思うけれど、このサイクリングロードは増水時は川の中となる。

右側の看板にも「増水時通行止め」の文字が見える。
ちなみに姿川の源流は宇都宮市日光市の境目にある鞍掛山の栗沢谷ダム付近を源流としているのだ。
2015年に起きた関東・東北豪雨の時ではこの姿川は築堤(土手)を超えて氾濫をした。