五十里ダム完成の石碑

男鹿川を堰止めて造られた重力式多目的ダムによる人造湖となる五十里湖。 ちなみにこの五十里の由来とは江戸の日本橋からここのダム付近までを五十里の距離に位置することから五十里と名付けられたらしい。

そして五十里ダムの石碑である。

この石碑には五十里ダムについても書かれていた。

その内容には五十里ダムは昭和25年9月に着手し、昭和31年8月に完成。
このダムは鬼怒川の開発の為に造られたもので、その主な目的は洪水を調節し、貯水池を利用して電気を起こし、また農業用水を補給することを目的とした。
この工事のためには48億円余の巨費を要したほか工事関係者28名の尊い生命を失い、また住み慣れた土地を離れた66世帯404名の方々のご協力を頂いたと書かれている。
歴史がある五十里ダム
まだ深い歴史があるけれど、それらの内容は長いので後編と歴史観察編に書くとしよう。