岡本駅近くにある山神社事件簿

年末年始休暇となった2016年12月30日(金)に実家に帰省した時に年内最後の単独での散策は栃木県宇都宮市下岡本町にあるJR宇都宮線岡本駅近くにある山神社を散策して来たのである。
この山神社は何処にでもあるような小さな神社であるけれど2010年に、とある出来事が起きたきっかけで日本中に知れ渡り少し有名になった神社でもある。
さて、その出来事とは2010年となる平成22年2月22日の夜に防犯パトロールで当神社を巡回中の地元自治会員が賽銭箱に不審な1枚の封筒を見つけた。
その封筒の中身を確認すると、現金3万円とそれに添えられた匿名での手紙が入っていた。
そしてその手紙の内容には「約10年前にさい銭箱から1万円盗んで申し訳ありません、1万円を(賽銭箱に)入れた方はどんな願いをこめて入れたのだろう、神様のお金を盗むことは言語道断であります」等と綴られていた。
所謂、早い話しが賽銭泥棒からと思われる手紙が発見され、その事が各種報道機関によって取り上げられて日本全国に報道されたのである。
この出来事は山神社、当代の美談として喧伝されたのだ。


ちなみにこの手紙には手書きで書かれていて、その書き方から20歳前後と思われているらしい。
で、自分が小学生の頃にこのような噂話を聞いた覚えがあるのを思い出した。
その噂話とは誰々君が岡本駅近くにある神社から大金をゲットしたらしい、とかどうとかこうとか…。
何分20年程前のことなので詳しいことは忘れてしまった。
ちなみにその噂話の誰々君は既に音信不通である。
では、散策をスタートしよう。
時刻は13時半過ぎ。
画像はJR宇都宮線岡本駅近くにある岡本街道踏切から岡本駅の方を見ている。

山神社はJR岡本駅の東側にあり、この踏切のすぐそこにある。