神社に続く大谷石の石段

一の鳥居には扁額は無かったけれど、二の鳥居には扁額が掲げられ「戸室山神社」と書かれていた。

ここの鳥居や扁額もやはり大谷石が使われているみたいだ。
そして二の鳥居を潜り抜けると、大谷石で出来た長い石段が出現した。 神社へ続く石段は208段あるとか。

石段を登りつめ約3分、戸室山神社の境内に到着した。

狛犬が出迎えてくれた(笑)
やはりこの狛犬大谷石で作られているみたいである。
ちなみに大谷石(おおやいし)とは、栃木県宇都宮市の北西部に位置する大谷町付近一帯で採掘される石材のことである。 大谷石は凝灰岩の一種で、淡青緑色をしている。
この石は軟らかく加工が容易で、耐火性や吸水性に富むので石垣や倉庫の外壁等に多く使用されている。
大谷石は歴史が古く、江戸時代に本格的な採石が始まり、明治時代には高級石材として知られるようになった。 ちなみに1970年代には出荷量が年間100万トン近くあったけれど、コンクリートの普及や1989年に相次いだ大谷町の陥没事故等が響いて低迷。
現在は大谷石産業を含む12社が採掘を続けているとか。