好文亭〜露地門と待合〜

好文亭の本館の散策を終えて靴を履き外に出て来た。

ちなみに好文亭1階にある藩主の間と言う6畳程の部屋の部屋の撮影は人が多過ぎで撮影出来なかったのは残念である。
その藩主の部屋とは斉昭公が文人や墨客、庶民等に接した部屋であり部屋は透かして見えるように工夫されていて、特に床の間は設けずに質素に竹の柱だけと言う造りになっている。
隣接している東広縁で敬老会が開かれる際は障子を開けて集会の人々と直接話したりしたそうだ。
そして裏側にやって来ると、露地門と言う門があった。

この露地門とは外から来ると、七曲がり坂を登ったところにあり、現在は解放されていない門である。 昔はこの露地門を潜り茶室の待合に入ったそうだ。
そしてその待合である。

待合は茶室への招待客が席の準備まで控えた所であり、腰掛け式になっている。 ちなみに腰掛け式の待合は全国的に珍しいとか。