次なる目的地に出発

偕楽園千波湖の散策を終えた我々は次なる目的地に出発した。
さて、次なる目的地とは茨城県水戸市にある偕楽園から車で約40分のところにある茨城県ひたちなか市の阿字ヶ浦付近にある酒列磯前神社である。
この酒列磯前神社にはなんと亀の石像を撫でれば宝くじが高額当選しやすくなると言う金運を高めるパワースポットにもなっているらしい。 今回の茨城県散策で一番行きたかったところである(笑)
さて、酒列磯前(さかつらいそさき)神社の歴史を見てみよう。
856年の斉衡3年12月29日に現在の茨城県の大洗磯前で製塩業の者が海に光るものを見たそうだ。
次の日にまた海へ行くと海には大きな光る石が2つあり、その石の周りには20個程の小石が大石を取り囲んでいて、その大きな2つの石は僧侶の姿をしていたとか。
そして僧侶の石達は「自分達が大己貴命(オオナムチノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)」だと伝えると、更に続けて「昔、この国を造り終えて東の海に去ったが、今人々を救うために再び帰ってきた」とおっしゃったそうだ。
それで、現在の東茨城郡大洗町にはオオナムチノミコトを祀る大洗磯前神社スクナヒコナノミコトを祀るのが、この酒列磯前神社が創建されたそうである。
この2社が対となった神社はかなり珍しく酒列磯前神社、または隣町の大洗町にある大洗磯前(おおあらいいそさき)神社は2社で一つの信仰を形成している「対の宮」になっているので参拝に来られたらこの2つの神社両方にも足を運んで参拝すると良いらしい。 更なるパワーを授かるかも知れない(笑)
ちなみに酒列磯前神社は宝くじの当たる神社としても有名になっているらしい。
時刻は11時半前だ。 画像は茨城県水戸市の市街地である。

そして茨城県水戸市を流れる有名な那珂川の橋を渡る。

もう河口が近いのか流れは殆ど無く停滞気味だ。

那珂川の橋を渡ると水戸市からひたちなか市となる。
さて、次回からはいよいよ酒列磯前神社の散策を開始する。
その1に続きます。