鉄燈籠を眺めていたら…(苦笑)

世良田東照宮の境内には宝物館と言うのがあった。

拝観料大人300円を社務所で支払えば東照宮の宝物館にも見学が出来るようである。

この宝物館には徳川家光が長楽寺境内にあった日光山の古宮殿や神像を移築したものや、その他多数の文化財を所蔵しているとか。 今回は他にまだまだ行くところがあるので時間の関係上宝物館には入らなかった。
さて、宝物館に入る入口前。 そして社務所の近くにはこの大きな鉄燈籠があった。

この鉄燈籠は大鉄燈籠(だいてつとうろう)と言うらしく、昭和31年6月28日に国の指定文化財に登録されたようだ。
高さは4.95mもあり、これは日本一の高さを誇る鉄燈籠となっている。
鉄燈籠の歴史は古く、1618年の元和4年に総社(現在の前橋市)の藩主であった秋元越中守長朝が家康公から受けた報恩から、児玉の鋳物師鋳物師、中林仲次に依頼し鋳造したもので1658年の明暦4年に長朝の曾孫喬朝が奉納されたと言う歴史がある。 画像は鉄燈籠の案内板である。

ちなみにこの鉄燈籠を眺めていたら社務所にいるモジャモジャの髪型をしている氏子のおっさんがめっちゃ此方を見ているんですが…。 しかも若干睨んでいるような…(汗)
実は後から分かったことなんだけれど、重要文化財の唐門や柵に入って本殿の回りを見るのも有料となっているらしい。
拝観料を支払えば唐門や本殿は撮影可能だそうだけれど、宝物館の中だけは撮影禁止となっているようだ。
今自分が居るこの鉄燈籠は無料だし特に撮影禁止とも書かれていないので問題は無いと思うけれど、一体何が気にいらないのか知らないけれど、この氏子のおっさんはとても感じ悪い印象を受けた。
歴史がある世良田東照宮と名乗っているだけにああいう方が居るのは本当に残念だ。
我々は数多くの神社やお寺等を散策しているけれど、こういったことは初めてだ。
気を取り直して次回その4に続きます。