国道ならぬ酷道!?

福島県檜枝岐村鎮守神社の散策とお昼休憩を取った我々は次なる目的地に出発した。
これから向かう先は日本有数の超が付く程の秘境である新潟県魚沼市の山深い奥にある奥只見湖&ダムである。
奥只見に向かうには福島県檜枝岐村から国道352号線を通ることになるのだけれど、この国道352号線も日本有数の「酷道」として有名な道である。
国道352号線新潟県柏崎市から栃木県上三川町とを繋がる国道であり、その中でも樹海ラインと呼ばれる新潟県魚沼市(旧小出町)から枝折(しおり)峠を通って観光地である奥只見湖を抜け、尾瀬の北側の入口となる福島県檜枝岐村までの樹海ライン、またの名を酷道となる道がある。
この道は1998年の近年まではバイクの走行が禁止され、連続雨量80mmで通行止めになる。
そしてとても山深く人家も全く無い酷道はクマが大量に出没する地帯でもあり、人家が全く無いのでこれも当然ながらガソリンは新潟側では魚沼市内で、福島側からだと檜枝岐村会津田島辺りで事前に給油して満タンにしておかないと大変なことになるのだ。 ガス欠でもやらかしたら携帯も圏外で繋がることもないので、もし万が一に事故っても、または事故を見かけても通報が出来ない地帯ともなっている。
呉々も燃料は満タンに、そしていつも以上の安全運転で通ってほしい酷道である。
ちなみに冬は豪雪地帯であるので、冬季閉鎖期間が秋から春までととても長いのだ。 通行出来る期間は夏場と限られるので酷道を利用して観光する方々は近年増えているらしい。
時刻は12時47分。 酷道の樹海ラインを走行中だ。

一度はこの樹海ラインを走ってみたかったので感動モノである(笑)

樹海ラインの対向車も意外と多くて道端1.5車線程の道路ではすれ違いもギリギリである。
ちなみに樹海ラインから林道に向かう分岐点に宇都宮ナンバーの車が居たので、自分の地元からでも来る方が居たと言うのは少しは心強い…(笑)
さて、奥只見湖沿いを走り抜け次回はいよいよ奥只見湖&ダムに到着だ(笑)
次回その1に続きます。