奥只見ダム堤体を歩く終点部

時刻は14時28分。 さて、堤高157mのこのダム堤体の真上を歩けるところまで歩いてみよう。 まあ、前方に柵が見えているが…(笑)

湖面や下流域を見ながら歩いて約3分、時刻は14時31分。 行き止まりとなる柵が出現した。 この先は関係者以外立入禁止のようだ。

堤高157mのこのダム堤体にある3階建ての建物はこのダムを管理する制御装置等がある管理室であろう。

さて、この貯水池の奥只見湖の有効貯水量は4億5800万m3もあり、発電所の最大出力は36万kW。 これは約100万人が消費する電力を毎日発電している国内有数の水力発電所である。
ここは地下発電所になっていて冬場の積雪時でも発電に支障は全くないのだ。

日本最大級の貯水量を誇る人造湖であるこの奥只見湖は長い間貯水量が日本一だったけれど、平成20年に岐阜県徳山ダムが完成したことにより第2位となったらしい。
ちなみに奥只見ダムは半世紀以上前の1960年の昭和35年に完成と、1961年の昭和36年に完成したと言う2つの説が存在しているけれど、自分的には新潟県の観光ホームページに書かれた内容を信じるので昭和36年説を優先したい。 銘板にも昭和36年と書かれていたしね。