巨人伝説三太の湯

三太の湯温泉の敷地内にある駐車場には満車で入れなかったので、市道を挟んだ向かい側にある三太の石像がある側の駐車場に車を置いた。

何やら駐車場の真上には鯉のぼりならぬ鮎のぼりが掲げられていた(笑)

温泉の出入り口には木材で出来た扁額も掲げられていた。

扁額の真下には巨人伝説の三太が履けるであろう大きな下駄もあった(笑)

さて、巨人伝説三太の民話とは、昔から大男の伝説は各地に「だいだらぼう」や「だいだらぼっち」等と呼ばれている。
最初は恐れられていた大男が次第には村人達に親しまれ村の為に力を貸すけれど、いつの間にか何処かへ行ってしまうというお話しがある。
ここ諸沢村の沢又にも三太という大男が現れ、この山間の険しい傾斜の開墾に精を出す村人達の手助けをしたという言い伝えがあった。
この三太のお話しでは「一人でけの力よりも多くの人達の力を合わせて出来る事の大切さ」が伝えられている。
村人達は三太のような大男が手助けをしてくれたら、さぞ短時間で広い面積を開墾が出来るだろうと思ったであろう。
広い面積を多くの人達で開墾出来た喜びを三太のような超人の仕業に置き換えて、このような巨人伝説を現代に伝えて来たのかも知れない。