2018年初詣に出発

茨城県下妻市にある関東最古の八幡宮とも知られる大宝八幡宮は西暦701年の大宝元年に、藤原時忠公が筑紫の宇佐神宮に勧請創建したのが始まりである。
天台宗の古い経文の奥書には「1179年治承3年己亥7月22日の未時書了於常陸州下津間八幡宮書了兼智」とあるから、平安末期には既に八幡信仰が盛行していたことがわかるであろう。
更にあの平将門公も戦勝祈願の為に度々参拝に訪れ、当宮の巫女によって新皇の位を授けられたと伝えられている。
そしてこの大宝八幡宮は国指定文化財の史跡にもなっていて、境内は平安時代から南北朝にかけてあった城跡もある。
西、北及び東方の一部をもとの鳥羽の淡海(大宝沼)に囲まれた東西288m、南北576mの台地にもなっていて、東方も古い時代には沼か湿地であったと思われるから三方断崖に面した要害の地であったらしい。
そして大宝八幡宮の祭り行事は火まつりの奇祭、タバンカ祭が行われるようだ。
タバンカ祭りは当宮の例大祭「大宝まち」とも呼ばれて親しまれ毎年秋の9月15日と16日に斎行され、又の名を「七まつり」とも言い、七度にわたる祭事が執り行われる。
この中で最も特色のあるのが、9月12日と1日を挟んで14日の夜19時から始まる松明祭、タバンカ祭である。タバンカ祭りは全国でもここでしか見られない珍しい火祭で、その起源は古く、1370年の応安3年に始まったらしい。
ちなみに由緒と史跡については長いので詳しく知りたい方は大宝八幡宮のサイトでお願いしますm(_ _)m
時刻は12時10分。
栃木県真岡市、旧二宮町を走る国道294号線沿いにあるにのみや道の駅で小休憩した。

二宮町はその名の通り二宮尊徳、あの二宮金次郎を由来としている街である。
真岡市の観光案内板も設置されていた。

この辺りは苺の里としても有名みたいだ。
時刻は12時55分。 途中渋滞に巻き込まれ茨城県下妻市の農道を走っている。 筑波山が近くになった(笑)

次回その1に続きます。