今宮神社神社に到着

福島県会津柳津町で毎年1月7日に行われる七日堂裸詣りに相棒が今年も行きたいと言い出しまたもや急遽決まり、福島県に向かう途中に寄った内容が今回の今宮神社編であり、そして相棒がお正月飾りの注連縄や破魔矢等をお焚き上げに処分するのに神社に寄った事が今回の散策理由である。
栃木県さくら市、旧氏家町にあり国道4号線沿いにある今宮神社は自分はこれで3回目の訪問となる。
さて、さくら市にある今宮神社は、1060年は康平3年に創建、素鳴尊を勧請されたのが始まりと伝えられている。
中世は周辺を支配した氏家氏の崇敬社となり氏神である宇都宮明神を合祀し庇護され、1300年の正安2年に社殿が再建。
境内も整備され領内郷の総鎮守として広く信仰されることになる。 南北朝時代には氏家氏が滅びると庇護者を失い社殿や境内共に縮小されるけれど、民衆の信仰が篤くその後も改修、再建を重ね現在に受け継がれる。
ちなみに本殿は1663年の寛文3年に造営されたものであり2間社や流造り、旧こけら葺きの銅板葺きで造り建物全体が極彩色で彩られた。 また、妻面には鯉と竜の彫刻が登竜門を表していて今宮神社の本殿は当地方最古の建物であり江戸時代初期の神社建築の形式を伝えるものとして1987年の昭和62年にさくら市(旧氏家町)指定有形文化財に指定された。
そして神門は1811年の文化8年に造営されたものであり、三間一戸、入母屋、銅板葺きの楼門で2層目には擬宝珠欄付の緑を廻らすなど格式もあり、華美な装飾彫刻が少なく端正な意匠をしている。
この神門も本殿と同様にさくら市(旧氏家町)の指定有形文化財に指定されている。
時刻は14時40分。 相棒が車ショップで買い物していたので予定より1時間遅れで今宮神社に到着…(苦笑)
此方側は国道4号線がある方角であり、左側が駐車場となっている。 駐車場はほぼ満車であった。

振り返って撮影。 此方側はJR氏家駅がある方角であり、右側は今宮神社の境内だ。

今宮神社の参道に向かうには一旦この市道を歩き神社沿いに南側に進む。
次回前編に続く。