熱気で溢れる七日堂裸詣り

さて、福島県柳津町にある福満虚空藏菩薩を祀る圓藏寺では、毎年1月7日の夜に勇壮な祭りで知られる七日堂裸詣りが行われる。
篝火に照らされる中、正月七日の丑の刻(現在は20時半頃に住職が鐘楼に吊された梵鐘に一番鐘を鳴らすとこれが合図になり、石段前の参道で待機している下帯一つの男衆達が菊光堂を目指して113もある石段を一気に駆け上がり、本堂内にある大鰐口(おおわにぐち)から下がった麻縄によじ登り一番を争う。
これは民衆の力で只見川に凄む竜神を追い払ったという伝説に由来している。
そして極寒の中での奇祭としてもかなり有名であり、毎年全国から祭り好きの見物客が多く訪れるようだ。
時刻は20時54分。 七日堂裸詣りが行われている本堂にやって来た。

やはり見物客が大勢居るようだ。
ちなみに七日堂裸詣り開始時に鳴る一番鐘を聴きたかったけれど、祭り開始から24分が経過してしまった(苦笑)
福満虚空藏菩薩圓藏寺の本堂である菊光堂の西側にやって来た。 昨年もここから見物したのだけれど、あまり良く見えない…。

ちなみに中央に小さく光っているのはテレビカメラの照明である。 取材陣が今年も居るようだ。
そして菊光堂の北側に進み何とか本堂内に入る事が出来た。

ただし次は太い柱が…(泣)

まあ、外側から見るよりはまだ良いかな?(笑)