久しぶりの埼玉県秩父市に出発

埼玉県秩父市黒谷にある聖(ひじり)神社はお金の神様、銭神様が祀られている珍しい神社である。
聖神社は今から約1300年前に日本で初めて誕生した流通貨幣が造られた由緒正しき場所である事から、この神社は銭神様と呼ばれている。
御本尊の聖神社は入母屋造りの礼拝殿が正面にあり、その奥に一間社流造りの本殿がある。
そしてこの社殿は、江戸中期となる1709年の宝永6年から7年頃に大宮郷の工匠大曽根与兵衛によって建立された。
社殿には桃山期の遺風を残した活気と優雅さを思わせる彫刻が施されていて、これは秩父市の指定有形文化財にもなっている。
そして本殿脇には和同開珎のモニュメントも飾ってあるとか。
聖神社は宝くじなどを持参すれば宮司さんが祈願もしてくださるようだ。
ちなみに聖神社を参拝したその足で徒歩約15分のところには、約1300年前に実際に自然銅が採掘されたという和銅採掘露天掘跡にも行けるらしい。
この和銅採掘露天掘跡には、聖神社にある和同開珎モニュメントよりも大きな高さ5mの和同開珎モニュメントが飾ってあるとか。
これは日本の流通貨幣の発祥の地として鎮座している。
そしてその和同開珎モニュメントの脇には銅洗堀と呼ばれる小さな谷川が流れていて、そこでお金を洗えば金運アップの御利益があるそうだ。
今回はこの聖神社と日本の流通貨幣発祥の地を散策してみる事にした。
時刻は10時14分。 画像は埼玉県寄居町を走る国道140号線である。

散策当時はGW前半戦と言うこともあり国道はかなり混雑していた…。
渋滞にハマりつまらなくなった自分はあちらこちらを撮影(笑)
その中の一コマに国道140号線の皆野寄居バイパスの高架橋が美しくカーブしている姿が撮れた。

ちなみに運転手は相棒である。
時刻は10時47分。 埼玉県秩父市黒谷にある聖神社の臨時駐車場に到着した。

聖神社の臨時駐車場は国道140号線沿いにあった。
次回前編に続きます。