地球上最大級の台風 20:50

フィリピンを襲った台風30号はやはり地球上では最大級の台風だったみたいだね。


サマール島に上陸してレイテ島に抜けて行った時の台風の強さは895hPaで最大瞬間風速は約90m/s。
この風速は東海道新幹線のぞみ号の営業速度とほぼ同じ速さで新幹線の窓から顔を出せば体験出来る風速(苦笑)
普段の台風の約3倍での風速で竜巻みたいな風の強さを保った台風がフィリピンを通過して行ったということになるね。
竜巻なら精々数10mだった破壊の幅が台風サイズになって島を丸ごと破壊してしまったということに…。 ちなみに竜巻の強さを示す、まあ竜巻の強さというよりは被害の大きさを現す単位だけど、この藤田スケール規模は「F0(弱)」から「F6(強)」まである各値の目安。


「F0」は風速17〜32m/s(木が折れたり、電柱が倒れたりの被害)
「F1」は風速33〜49m/s(屋根がはがれたり、車が横転したりの被害)
「F2」は風速50〜69m/s(トラックが横転したり、家自体も危険、猛烈な台風レベルの風速)
「F3」は風速70〜92m/s(頑丈な家も倒壊、列車脱線等の被害)
「F4」は風速93〜116m/s(車が飛ぶ&家も吹き飛ばされる)
「F5」は風速117〜142m/s(大型トラックが飛ぶ、頑丈なビルも終了)
「F6」は風速143〜169m/s(壊滅的な被害)


今回の台風だと竜巻で強さを示すならF3からF4ってところかな。
この風速が島全体を飲み込んでしまったと思うとゾッとするな…。
ちなみに2004年のスマトラ大地震より被害が凄くなりそう…。