震源地、世界最深を記録!? 20:45

3日前の5月30日(土)に起きた小笠原諸島近海で起きた海底の深層付近を震源とした地震気象庁は31日(日)に地震の規模を示すマグニチュードをM8.5からM8.1と、震源の深さも約590キロから682キロにそれぞれ修正したようで。


通常地震での規模計算は地震発生直後の津波有無の判断を迫られる中で作業をして、約3分の間で行われるとか。


この為に遠い地点の地震波形までは精査出来ず近い地点のデータを元に弾き出すらしい。


今回の地震も同様の手順で行われ、小笠原諸島と伊豆諸島に設置してある4点のデータから計算をしてM8.5としたとか。


そして新たに約2千キロ離れた地点も含め101地点のデータで再計算したところ、M8.1に修正。
震源も約100キロ深い682キロと判明。


この修正で地震のエネルギーは約4分の1に減ることになるらしい。


ちなみに修正は通常の場合その日のうちに行われるらしいけど今回の場合、気象庁は「非常に深いところの地震で、規模も大きかったことから精査に時間を要した」と説明しているみたいだね。


地震のメカニズムは太平洋プレートの沈み込みに伴う深いところで起きたとする変更はない。
ちなみにだけどアメリカ地質調査所は当初よりM7.8前後、震源の深さ660キロ以上と予測してたらしい。


そして今回の地震気象庁によると1900年以降にM8以上のクラスで起きた地震では世界最深を記録したようで。


そういえば以前鳥島近海で深層地震が起きたのを思い出したけど、ググッてみたら3年半前の2012年1月1日だったのね。
で、鳥島近海で起きた地震はM7.0、深さは370キロだったのか。

この時の自分は確か天皇杯決勝を観てたな(笑)
テレビカメラがグラグラ揺れてたのを思い出した。
ちなみにこの時の地震は東海から北海道まで揺れを観測したみたいだね。
やはり深層地震は広範囲で揺れるな…。