記録的な試合が続くロシアW杯サッカー 16:15

サッカーのロシアW杯もいよいよグループステージの最終戦が近付いて来て、脱落したチームも多くなって来たけれど、先日行われた初戦で日本が難敵の南米コロンビアを2-1で勝利したあの試合は、W杯ではアジア勢としても初めてとなる南米勢からの白星となったのは既にご存知であろう。
そこで過去にW杯の試合でアジアvs南米の対戦を振り返ってみた。


1966年W杯イングランド大会:北朝鮮1△1チリ
1978年アルゼンチン大会:イラン1●4ペルー
1986年W杯メキシコ大会:韓国1●3アルゼンチン 86年イラク0●1パラグアイ
1990年W杯イタリア大会:韓国0●1ウルグアイ 90年UAE0●2コロンビア
1994年アメリカ大会:韓国0△0ボリビア
1998年フランス大会:日本0●1アルゼンチン
2002年日韓大会:中国0●4ブラジル
2006年ドイツ大会:日本1●4ブラジル
2010年南アフリカ大会:北朝鮮1●2ブラジル、韓国1●4アルゼンチン、韓国1●2ウルグアイ、日本0△0パラグアイ(※PK負け)
2014年ブラジル大会:オーストラリア1●3チリ、イラン0●1アルゼンチン、日本1●4コロンビア


以上の内容。
前回大会まで17戦で3分け14敗。
この18戦目にして、そして初対戦から52年目で初めて、サッカー大陸の南米勢の牙城を見事に崩した。


そして更に今大会では記録も更新している。
それは先程のアジアのチームとしてW杯を初めて南米チームを破った以外にも、 W杯では1974年西ドイツ大会以来、初めて南米の4チーム以上が初戦の勝利を逃した事や、日本のMF本田圭佑がW杯で3大会連続のアシストを記録した初のアジア選手ともなった。
そしてPKを与えた判定の早さでもW杯史上4番目で、1974年西ドイツ大会のドイツ代表のウリ・ヘーネスの55秒、2014年ブラジル大会ののブラジル代表、チアゴ・シルバの1分25秒、そして今大会のスペイン代表ナチョの2分14秒に次ぐ、2分50秒だったとしている。
ちなみに日本が前半6分に香川のPKで先制したあの前半6分の得点でもW杯における日本の最速得点にもなった。


昨日のブラジルvsコスタリカの試合でも国際大会初めてとなるPK取り消しもあったし、今大会は記録的な試合が続きかなり面白い大会になっているな(笑)