サッカー日本代表新監督には森保一氏に決定!! 20:10

日本サッカー協会は今日、7月26日(木)に都内で理事会を開き、次期日本代表監督を森保一(49)氏に決定したと発表した。
森保監督は2020年の東京五輪を目指す年代別代表の監督とも兼務する事になった。
ちなみに五輪代表監督と日本フル代表監督の兼務は2000年のシドニー五輪と2002年日韓W杯で指揮を執ったフランス人のフィリップ・トルシエ氏以来となる。


森保氏は選手としても守備的MF(主にボランチ)としてJ1の広島(前身のマツダ含む)や京都、仙台等でプレーした。
日本代表としては1994年アメリカW杯最終予選のドーハ組として選手で戦っていて、あのドーハの悲劇を経験している。
ちなみに指導者としては2012年にJ1広島の監督に就任して、その年の2012年にいきなりのリーグ優勝、翌年の2013年で再びリーグ戦を優勝して連覇を達成。
2015年にもリーグ優勝を果たした。
そしてその後は2017年に広島監督を退任した後は、2020年東京五輪を目指す年代別代表チームの監督に就任している。


日本代表監督の就任が発表された同日、都内で会見も開かれ、森保新監督はA代表東京オリンピック代表監督の兼任についても語っていて「2つの代表は困難なこと…1人でやるのは不可能なことですが、代表を支える多くの方の力をお借りしてチームを作っていけば不可能が可能に変わり、大きな成果に繋がると思っています」と抱負を語っている。
そして更にやらなければいけないこととして、1つ目は代表の勝利のために。
2つ目は世代交代、年代間の融合を図ること。
3つ目は日本サッカー界全体の発展につながるように。
と、この3つを掲げた。
そして森保監督は「多くの先輩からバトンを受け継いできました。 今、私がやらなければいけない任務を全うし、次の代表、人にバトンタッチ出来るよう今を全力で頑張っていきたい」と語っている。


A代表と五輪代表を兼任した森保監督は、9月上旬に開催される国際親善試合(チリ(札幌)&コスタリカ戦(吹田))に向けたA代表のメンバーが来月下旬に発表される予定となっている。


9月から11月に行われる国際親善試合のキリンチャレンジ杯6連戦は、現代表と若い五輪世代の融合チームを率いデビューを飾ることになりそうで、一気にA代表の世代交代が進みそうだ。


西野ジャパンではセットプレー絡みの失点が多くて先ずは守備を意識したチーム造りになりそうである。