2026年のサッカーW杯は初の3カ国による共催で決定!! 15:15

ロシアW杯開幕が開幕され盛り上がっているけれど、開幕前の6月13日(水)には、ロシアのモスクワにあるEXPOセンターで第68回のFIFA総会が行なわれ、2026年開催予定の第23回FIFAワールドカップサッカー大会がアメリカとメキシコ、それにカナダによる共同開催となることが決定したようだ。
ちなみにこの大会からは出場国数が32カ国から48カ国で行なわれる最初の大会となる。


2026年の開催国争いは決定した北中米3カ国とアフリカ大陸のモロッコによる一騎打ちとなったけれど、立候補国を除く各国サッカー協会による投票の結果は前者に軍配が上がった。
アメリカは1994年に「サッカー不毛の地」といわれながら大会を成功させた実績があり、メキシコも70と86年(86年はコロンビアの代替)と2度の大会を開催。
そしてカナダは女子W杯を2015年に開催され、その前の2007年にはU-20W杯等を開催され、実績十分と証明された。
更にこれら共同開催国には開催に適したスタジアムが既にあり、インフラ等でも信頼に足るものがあることが高く評価されたらしい。
そして一方のモロッコは94年と98年、更に2006年と2010年の過去に4度、開催地として誘致を行なって来たけれど、どの大会でも開催の大義名分という点で、ライバル国と比べて弱さが否めず落選と言う結果に。
ちなみにモロッコアメリカには94年大会に続いてこれで2度敗れることとなったようだ。
そして2026年のW杯は初の3カ国共催となる大会の試合数が誘致段階での予定ではアメリカで60試合、メキシコとカナダでそれぞれ10試合が行なわれる予定であり、更に決勝トーナメントの準々決勝以降はアメリカで全試合が開催される予定であるけれど、こちらは今後の交渉次第では変更の可能性があるらしい。
北中米カリブでの大会となれば過去には欧州でのテレビ放映に合わせ、試合開始時間が炎天下の昼に設定された事で選手を消耗や疲弊させたことが問題となった事もありFIFAが今後これら問題にどう対処するのかも注目されるようだ。
ちなみに各大陸の出場枠数は欧州が16枠で、南米が6枠、アフリカが8枠で我らがアジアも8枠、北中米カリブが6枠となり、オセアニアが1枠と定められた。
更にこれに欧州以外の5大陸からの各1か国ずつと、開催国が属する連盟から1か国を加えた計6か国によるプレーオフを勝ち抜いた2か国が加わる予定となっている。