JR東日本が首都圏を走る在来線の全列車に防犯カメラ設置へ 22:00

JR東日本は今年となる2018年2月以降に、列車等の設備が壊されたりする被害が相次いでいることを受けて2020年の東京オリンピックパラリンピックまでに首都圏を走る在来線の全ての列車に防犯カメラを設置することを決めたようだ。


ちなみにJR東日本はテロや犯罪対策のために山手線や新幹線等で防犯カメラの設置を現在進めている他、今後は新たに製造する新型の列車全てに設置をする計画を以前から明らかにしていた。
今回は列車のドアが壊されたりする被害が今年2月から先月となる6月までの約4ヶ月間におよそ580件も相次いでいることを受けて現在、首都圏の在来線で運行している全ての列車にもカメラを取り付ける事としたようだ。


防犯カメラは後から映像を確認が出来る蛍光灯と一体となったタイプのカメラ等を使う予定。
ちなみに通勤電車等の普通車の場合は1両にドア上部の8ヵ所に取り付ける他に、運転席等の乗務員室にも取り付ける予定となっている。


これらは2年後の2020年東京五輪までに全ての列車に設置する予定で、京浜東北線には今月となる7月から試験的に導入する事が決まった。


ちなみに防犯カメラ等で録画した映像は1週間程度で上書きがされるらしく、JR東日本は乗客のプライバシーに配慮して映像を閲覧出来る社員を限定し、事件の捜査等で警察から要請があった場合に限り提供する事があるとしている。


さて、防犯カメラについてだけれど、先日の新潟の事件を教訓に街中にある自販機にも小型の防犯カメラを設置すると言うニュースを見たばかりだけれど、本当に監視社会になって来たぞ…(苦笑)


疚しい事や悪い事をしているわけでは無いんだけれど、こう常に行動を監視されていると言うのはあまり良い気持ちにはならないな…(苦笑)
まあ、それだけ凶悪事件が多発しているから仕方はないが…。


それにしても今はこの防犯カメラならぬ監視カメラには街角の至る所に設置がされていて、更に今の現代人には必ず持っている携帯電話には位置情報を知らせるGPS機能もどんな機種にも必ず付いているし、車での移動時も幹線道路には必ず設置されているNシステムもある。


後は顔認証データとAIによる人工知能が働けば日本列島誰が何処に居るか、そして何をしているかがすぐに割り出せるな(苦笑)
見事な監視社会の出来上がりも近そうだ…。
まあ、もしかしたらもう既に出来上がっているかも知れないが…(苦笑)